ネギま!ファンにおける保守派

実写化は百害あって一利なし



ネギま!ファンの中で保守派といえば、まず原作主義者が思い浮かぶだろう。これは当然だ。
原作・アニメ主義者はどうだろうか。これもネギま!という作品が声優と密接に関係していることから、保守派といって差し支えないだろう。


では、ネギま!ファンの革新派というと何が当てはまるのだろうか。

この疑問の答えとして最初に浮かぶのが今話題の実写化に賛成している人たちだ。
ただし積極的賛成の意見を見た記憶がないので、消極的実写化賛成派とさせてもらう。
実写化が成功し、ネギま人気が上昇することにわずかな期待を抱いている。これはこれで上手くいけばいいじゃないか、と。


しかし、一見革新派に見えるこの消極的実写化賛成派だが、実際は自己中心的保守派とでも呼べるようなものなのである。

http://blog.livedoor.jp/euphoria212/archives/50820317.html楓の箱リロLive対戦日記

楽しみは後にとっておいた方がよりドラマティックに楽しめると思いません?
ましてや実写なんて“マイナス”があった方がより一層。

だがしかし、仮に失敗したとして誰が何を失う?損をする?

少なくとも我々ファンが失うものなんてたかが知れてると思うのだが。

実写が失敗したからと言ってこれまで愛情を注いできた原作を嫌いになれる程自分はストイックな人間じゃありません。
貴方はどうですか?

自分の中ではネギま!声優陣は“絶対”です。

実写ごときでイメージが崩れるなんて事は絶対に“無い”。


いささか引用が多くなってしまったが、これらは全て“ネギまファンが” “ネギまファンとして” “ネギまファンへ向けた”実写化賛成の意見である。

ネギまコミュニティを既に完成されたものと思い込み、ネギまファンのことだけを考えている。

これが保守的でなくて何であろうか。
それも、「自分の中ではネギま!声優陣は“絶対”です。」などと、非ネギまファンのことなど露知らず、という自己中心的な。

これではお粗末と言うほか無い。




ネギま!の拡大と発展には非ファン層の取り込みが必要である。これは当然のことだ。

そしてそのことを考えたとき、ネギま実写化というニュースが非ファン(特に他のマンガ・アニメのファン層)に与えるイメージ的影響がどれほどのものか。
それは痛いニュースの記事が表している。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1000474.html
レス中の反対意見は当然のことながら、この記事の存在自体が大きな影響を及ぼす。
みんな自分が応援している作品の実写化を想像し、賛成なり反対なり考えを持つ。ネギまという実写に向いていない作品に対して実写化企画が発動したことで、次は我が身他人事ではないと思う者も多くいるだろう。
ましてや、しにがみのバラッドの実写を経験した者などは、ネギま実写化反対を唱える者に多大な共感を覚えるものと思う。

痛いニュースの論調は大方否定的なものであった。
他のニュース記事でも賛成は少ない。
ニコニコ動画のコメントは大変だ。
友人らも否定的な意見を持っている。

これらなどより、ネギま!という作品に「無茶な実写化をした」というイメージが付いたことは想像に難くない。このイメージはメディアミックスや原作者の姿勢にも波及する。

人間というものはこの「イメージ」にとても左右されやすい。
「読まず嫌いだったが、ふとしたきっかけで読んでみたら面白かった」という経験は誰もがしたことがあるだろう。
この読まず嫌いを発生させるのが情報から思い描く負のイメージである。
負のイメージは先入観となり、ネギまファンと非ネギまファンの間の壁を高くする。
壁が高くなり新規のファンが減ることはすなわち成長の停止を意味する。
成長が止まれば後はただ廃れるのを待つのみである。

仮に、万が一、実写版がヒットしたとしても、実写に対するネガティブイメージは払拭されない。似ても似つかないキャストがあてがわれる不安はいつまでもつきまとう。


ネギま!実写化はデメリットばかりでひたすらリスクが大きく、まったく合理的でない。


ネギまのイメージを成長拡大に伴う被害から守ろうとする保守派として、ネギま!実写化には改めて反対の姿勢を表明しておく。










                            (報道部朝倉補佐 レイトGX)





―あとがき―

反対して反対しっぱなしというのもアレなんで、実写化の代案とか考えてみた。

おはスタを乗っ取ってみたりしてはどうか。(ヒトが画面に出るわけではない)
まぁ魔法先生ネギま!の大々的な宣伝を仰ぐということだが。

これから数年後のネギま!を考えたとき、小学生を取り込んで読者にできれば、非常に有利だと思う。
これは十年後もしくはそれ以降のマンガの未来にもプラスにはたらくだろう。
小学校中学年~高学年といえば、女の子が気になったり思春期に差し掛かる年頃であろう。この年頃の子供たちにネギま!の整った絵柄のすっきりとしたエロはぴったりだと思うんだがどうか。




―あとがきⅡ―
http://akanatsu.blog48.fc2.com/blog-entry-62.html
この記事に触発され、上に引用した記事を読んだのをきっかけにこんな長文を書くに至った。
特にこの部分が鋭い!と思ったのが大きい。
そしてもう1つは、圧倒的な数の『ネギま!』ファンが猛反対する中で少数の賛成派がそれに異を唱え、賛否両論が繰り広げられる構図が出来上がるであろうという事です。

ネット上ではきちんとした発言がニュースサイトに取り上げられやすいため、漠然とした賛成or反対や既に出ている意見、残り大多数のサイレントマジョリティは目に留まりにくいし力を持たない。
発言するものが強いのがネット。
だから、発言しなきゃと。
画面に向かって独り言を言っていても始まりませんよね(笑)


魔法先生ネギま! 19 (19) (少年マガジンコミックス)

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